路傍画報

道ばたで見かけた何でもない日常風景

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

有機物と無機物

甲殻類系パイプ

階段まわりの小さな世界

収まりのよさ

そっと様子見

電柱の影から、そっと様子見するカーブミラー。人間味あふれる、かわいい仕草を垣間見ることができた。 ※実はこの角度からだとそう見えるだけで、実際には電柱の後ろに隠れているわけではない

バッテン

昔のマンガやアニメでは、ケガをしたときに「バッテン」のマーク(絆創膏?)が描かれていた。それを室外機に当てはめたのがこれである。 バッテンが木なのもいい。純朴で、どこか不器用な雰囲気が伝わってくる名室外機である。

下は物置、上は台

道路間際の狭小スペースを最大限に活用したDIY物件。 こういう、突如として路上にあらわれる“工夫”が愛おしい。どれも誰かの創作物であるため、作品を鑑賞するような気持ちで眺めている。

時計店

パイロンの包容力

パイロンの用途は幅広い。こんな風に、ゴミを受け止めることだってできる。

駐車場トライアングル

前のラインを残したまま、新しいラインを書いたのだろう。その結果、なんとも言えないデルタ領域が生まれている。 駐車場のラインは、つねづねパズルみたいだと思っている。どの位置にどの角度で車を停めるようにすれば、一番多くの車を駐車できるか? そう…

無生物の生命力

タケノコのように、装飾テントを突き抜ける電柱。 ツタのように、壁を這い回るエアコン配管。 無生物から生命力を感じる瞬間が確かにある。 どれも人間の仕業だと分かってはいるけれど、意思を持って動いているように思えてならない。

山奥の自販機

宮崎の山の中を走っていると、視界にスッと「赤」が飛び込んできた。自販機であった。 大自然に抱かれた自販機は、街で見るときよりも四角さが際立っている。モノリスに感じる異物感に近いかもしれない。 そうかと思えば、ゴミ箱と一緒に佇んでいる様子には…

蕎麦屋の出前機

蕎麦屋×カブ×出前機という、考えうる限り最強の組み合わせ。 この出前機さえあればどんな汁でもこぼさず運べてしまうイメージを持っていたが、「水曜どうでしょう(原付日本列島制覇)」を見た結果、普通に汁がこぼれるイメージに上書きされてしまった。実際…

植木鉢のリズム

いろんな形やサイズの植木鉢が横一列に並んでいる。その並びを見てリズムを感じた。 視覚から受けるリズムって何なのか。たとえば並んだ植木鉢を順番に棒で叩いていく様子を想像してみるといいかもしれない。音の違いは、植木鉢の大きさや素材によって異なる…