路傍画報

道ばたで見かけた何でもない日常風景

山奥の自販機

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宮崎の山の中を走っていると、視界にスッと「赤」が飛び込んできた。自販機であった。 

大自然に抱かれた自販機は、街で見るときよりも四角さが際立っている。モノリスに感じる異物感に近いかもしれない。

そうかと思えば、ゴミ箱と一緒に佇んでいる様子には、どことなくトトロ的な面影もあった。

蕎麦屋の出前機

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蕎麦屋×カブ×出前機という、考えうる限り最強の組み合わせ。

この出前機さえあればどんな汁でもこぼさず運べてしまうイメージを持っていたが、「水曜どうでしょう(原付日本列島制覇)」を見た結果、普通に汁がこぼれるイメージに上書きされてしまった。実際のところどれだけ効果があるのか、いつか確かめてみたい。

植木鉢のリズム

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いろんな形やサイズの植木鉢が横一列に並んでいる。その並びを見てリズムを感じた。

視覚から受けるリズムって何なのか。たとえば並んだ植木鉢を順番に棒で叩いていく様子を想像してみるといいかもしれない。音の違いは、植木鉢の大きさや素材によって異なる。「トンッ」「カンッ」「ドッ」など、さまざまな音が聞こえることだろう。

そんな妄想をしていると、そのうちいろんな植木鉢が並んだ風景を見るだけで、脳が勝手に「リズミカルだ!」と感じてしまうようになる。物の並びが、リズムに変換されるようになるのだ。そして、「あー、この並び方はいいリズムだなあ」なんて思ったりする。

少なくとも私の場合はそんな感じなんだけど、どうでしょう。